秩父の元東急車たちを訪ねて。

この記事は、2022年9月に実施した、秩父遠征に関するものです。

訪問当時とは状況が変わっている可能性もありますので、予めご承知の上、ご覧ください。また、今回の遠征は、記事にすることを想定していないため、殆ど撮影地での写真や、動画素材として撮影したものなどが中心となっています。非常に見苦しいですが、重ねてご了承くださいませ。

 

なお、この遠征も2022年11月に投稿した動画の取材を目的としております。

記事の最後に動画のリンクも添付いたしますので、ぜひご覧いただき、チャンネル登録・フォローをよろしくお願いいたします。

 

そして、同年7月末に実施した、伊豆急遠征同様、同行者(しかも同一人物)がおり、撮影地や乗車電などのリサーチを行っていただきました。以下、彼が運営しているサイト、そして伊豆急遠征の記事のリンクを貼っておきますので、宜しければチェックしていただければ幸いです。

 

同行者のWebサイト

tq21-train.net

 

前回の記事

kyo990604.hatenablog.jp

 

さて長くなりましたが、本題です。

前回は青春18きっぷと、伊豆急でのフリーパスを組み合わせて移動しましたが、今回は往復別路線になる可能性が高かったため、秩父鉄道以外は普通にICカードで乗車することに。

 

往路は鹿島田駅から南武線東急東横線日比谷線東武スカイツリーライン伊勢崎線と乗り継いで、羽生へ。この日も日曜日の早朝だったため、毎週見ている某女児向けアニメのリアタイ視聴は断念。

 

秩父鉄道に乗り換えて、最初の撮影地へ向かうべく、新郷駅へ。

その間、外観を撮影しそびれましたが、一番の目的ともいえる、7000系(元東急8500系)に乗車。勿論内装も可能な限り記録しました。

さて、新郷駅に到着し、撮影地までやってきました。

ここでしばしの間、撮り鉄タイム。

ここで遭遇した車両は全て、東急8090系を譲受した車両(7500系・7800系)でしたが、アニメ(「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」の3作品)のラッピング車両、中間車から改造した7800系、そして今回遭遇した7500系は、すべてライトが低い量産先行車であったこと、といった、なかなか癖のあるラインナップでした。


そして続いて、ソシオ流通センター駅へ。2017年開業と、比較的新しい駅となっており、小さいながらも現代風の駅舎となっていました。

 

この近くの撮影地は、車道となっていること、撮影直後に乗車する熊谷方面の電車が来るため、三脚の使用・動画の撮影は断念。

 

そしてやってきたのが⋯

はい、目的としていた7000系です。

 

7000系は2編成在籍しておりますが、どちらも顔が異なります。

1編成は原型なのに対して、こちらは中間車を先頭車に改造したもの。先ほどの7800系と同じですね。

しかし、ぱっと見改造とは思えないくらいに丁寧に仕上がっています。違和感があるとしたら、もう1編成にある運行番号表示器(秩父鉄道では未使用)の有無くらいでしょうか。

 

さて、すぐに次の列車が来るので、急いで駅に戻ります。

そして熊谷へ。昼食を兼ねて一度降車します。

昼食は熊谷駅改札前の「熊たまや」さんで、熊谷うどんをいただきます。

かつお節がそのまま乗ってて、まだ残暑が残っていた時期でしたが、濃い味付けでぺろりと平らげてしまいました。

因みに、左下のミニすり鉢・すりこぎ棒ですが⋯

このように、お好みの香辛料を加えて、my七味を作れます。

 

さて、昼食で一風変わった体験をしたところで、再び秩父方面に駒を進めていきます。

⋯と、熊谷駅で面白いものが。

右側の青いラインの車両は、元都営地下鉄6000形の5000系。

1000系(元国鉄・JR101系)亡き今、秩父鉄道の普通車では最古参となっています。

なしてこんなパッとしない写真しかないのは最早覚えていませんが

⋯と思ったらちゃんとした写真、動画用の画像ファイルに移動してた()

この日は稼働していませんでしたが、秩父鉄道入線から20年以上経過していますが、比較的原型を留めているのは貴重なことです。

 

さて、私たちの乗車列車⋯の画像はなかったのですが、7800系でした。

あでも、運転台の画像はありましたが、ご覧の通り。

外観は改造した感じがにじみ出ていますが、車内から見るとこの通り綺麗に改造されています。

 

あと熊谷駅にはこちらも。今や珍しくなった私鉄の機関車ですが、秩父鉄道の親会社が太平洋セメントということもあり、セメント貨物で使用されています。さらには東武鉄道の新車輸送などで使用されることも。

 

それでは、7800系に1時間ほど揺られて次の撮影地の最寄り、武州日野駅へ。

秩父鉄道武州日野駅に限らず、このようなレトロな駅舎が多く残っています。

 

⋯で、撮影地で撮影しますが⋯

 

うん、逆光笑

ただ、PCで見ると思いのほか気にならないことに、今気づきました。

カメラでプレビューしたとき滅茶苦茶酷かったのはなんだろう⋯

 

フリーパスの元を取るべく、終点の三峰口駅へ。

この時点で全線完乗となりました。

およそ8年前にも訪問しましたが、当時と変わらずレトロな雰囲気を色濃く残しています。

 

8年前はこのように、三峰口駅横に秩父鉄道車両公園がありましたが、保存車両の老朽化や再整備の影響で現在はすべて撤去され、SL転車台公園となっています。

 

さて、最後の撮影地に向かいますが、列車がくるまで時間があるので、一度御花畑駅まで折り返して、もう一つ、訪問してみたかった場所へ。

 

それが⋯

こちら、「たい平美術館」と、「だがしやたいへい」。

前者は予約制かつ訪問時間が読めずに断念しましたが、駄菓子屋の方は行くことが出来ました。店内は普通の駄菓子屋という感じもしたものの、笑点グッズや林家たい平関連の商品も販売していました。まさに、林家たい平及び笑点ファン必見のお店でしょうね。

 

寄り道を挟んで、最後の撮影地に向かうべく、一つ隣の影森駅へ。

その際に乗車したのがこちら。

そう、序盤に撮影したアニメコラボ列車だったのです。

私たちが乗車した車両は、「空の青さを知る人よ」仕様の内装でしたが、「あの花」や「ここさけ」仕様もあるのかもしれませんね。

 

影森駅到着後は最後の撮影地に。

そして撮影するのは⋯

そう、今回の一番の目的ともいえる、7000系です。

先ほどの車両は中間車からの改造車でしたが、今回は原型車。

先ほどのも違和感が殆どありませんでしたが、原型車と見比べると一目瞭然ですね。

 

秩父鉄道の本数が少ない上に、御花畑駅に向かうよりも近いこともあり、ここから西武秩父駅まで徒歩で向かいます。

西武秩父駅は、2017年にリニューアルされており、その際に西武秩父駅前温泉 祭の湯」が併設されました。改札周辺は大きく変わってはいなかったものの、土産物屋が秩父鉄道御花畑駅に通ずる仲見世通りみたいな形だったものが、普通の店舗形式になっており、大規模なリニューアルを感じさせられました。

 

さて、お土産を購入し、あとは家路につくだけですが、ホームに⋯

こちら、「西武旅するレストラン 52席の至福」が入線してきました。

近年私鉄JR問わずに登場しつつある、食事を楽しむ豪華列車。西武でも例外ではなく、4000系を魔改造して登場しました。

食事もおいしそうで、かつ内装も素晴らしいものに改造されており、私もいつか乗車してみたいなと。

 

更に、先ほど撮影した7000系(7001F)も横目に通り過ぎていきました。

最後までしっかり撮影を堪能できてよかったです。

 

さて、帰りの特急ラビューに乗車します。

内装はこのように、黄色を強調しています。

ラビューのデザイナーの妹島和世氏曰く「西武と言えば黄色」という理由だからみたい⋯

しかし、黄色という蛍光色でありながら、しつこくなく、目に優しい色遣いだなとは感じがしました。座席そのものも座り心地がいい、足元が広く、コンセントもあり、恐らく私が乗車した国内在来線特急で、一番快適な座席だと感じました。

唯一欠点があるとすれば、リクライニングする際に肘掛けも連動するので、座席を倒す際に少々癖があることくらいでしょうか。

ほかにも紹介したい部分はありますが、あまり余裕がないのでこれくらい⋯

2020年のブルーリボン賞に選ばれましたが、西武の車両が選ばれるのは、初代レッドアローこと5000系以来。あれもサイボーグみたいなものとはいえまだ富山で現役ですから、凄いことです。

 

そして外観はこんな感じ。

デザインが固まるまではミサイルとか言われていましたが、実車はかなりバランスよく仕上がりましたね。窓がデカくて眺望もよく、運転席を挟みながらも全面展望を楽しめるのは大きいのではないでしょうか。

 

このあとはJRで地元まで帰宅しました。

 

さて、最初にお伝えした動画のリンクはこちらになります。

30分ちょっとと少々長めの動画になりますが、是非ご覧いただき、チャンネル登録と高評価もよろしくお願いいたします。


www.youtube.com

 

おわり