伊豆の東急8000系を訪ねて。

久々の旅の模様の記事となりました。あくまでも11月に投稿する名列車の素材集めを目的としているため、動画にはせず、此方に投稿することとしました。

 

さて、本題に入る前に、今回は東急に精通した同行者がおり、撮影地や乗車電などのリサーチを行っていただきました。以下、彼が運営しているサイトのリンクを貼っておきますので、宜しければチェックしていただければ幸いです。

tq21-train.net

 

今回は、彼と二人で出かけたわけですが、早朝は特急が運転されておらず、伊東線熱海駅での降車も検討していた(後者は実際に降車した。"こうしゃ"だけに)ことから、JR線内は青春18きっぷを使用しました。

最寄駅から川崎駅に出て、そこから東海道線で一路熱海へ。

熱海からは伊東線伊東駅へ。乗車したのがリゾート21のキンメ電車でしたが、18きっぷの精算と、繁忙期前最後の発売日となった、伊豆急の一日乗車券を購入のため、一度改札を出ます。

ところが、3番線を見てみると⋯?

おい⋯お前⋯!

なんと、今回の目的の一つであった、8000系の無塗装が停車しておりました。スカートの有無と、熱海方の前パンを除けばほぼ東急時代と遜色ないんだとか。

 

我々の最初の目的地は伊豆大川駅であったため、伊豆高原止まりのこの列車には乗らず、熱海からの折り返し列車を待ちました。更に伊豆高原に着くと⋯?

 

まさかの銀電同士の組成⋯()

いや期待はしてましたよ?でも組み合わせは最早ギャンブルなので、見れるとは思いませんて。しかもほぼのっけから見れるとはねぇ⋯毎週日曜日朝にリアルタイム視聴している某女児向けアニメを諦めた甲斐がありました。まさに早起きは三文の徳。

欲を言えば、8152側は原型ではなく、8500系からの改造なので、こいつを中間に挟んでほしかったのが⋯まあ、此方もまさに名列車の素材として必要だったので、私は満足です。

 

さて、伊豆大川に到着し、幾つか撮影をしておりました。今回は動画を中心とした素材確保が目的であったため、写真はおまけなんですが、置きピンなどのトレーニングを行いました。

さて、ある程度撮影できたので、次の撮影地に移動することに。

次の列車は⋯

⋯もうこの内装でお分かりですよね?

そう、元209系の3000系です。

全面ラッピングになってたり、スカートが塗装されていたりと違和感こそあれど、こうしてみると京浜東北線時代を思い出しますね。

 

さて、今度は片瀬白田で降車。ここから伊豆稲取まで海岸線沿いを走行するため、晴れていると絶景を堪能することが出来ます。勿論、撮影地も絶景を交えてのもので、人気が高い場所です。駅から10分とアクセスも比較的良いですしね。

 

 

 

で、ここ。

柵の内側は私有地じゃないの?と思う部分もありましたが、私たちがいる場所、鳥居側は公道扱いとなっているらしく、道路公団の石碑もありました。逆を言えば、そこが境界線となっており、そこからは伊豆急の敷地内となり、無断立ち入り扱いになります。場所柄非常に危険でもあるので、くれぐれも来訪の際はご注意を。

 

さて、お目当ての車両がやってきました。

改造側かよ⋯とは思いましたが、やはり無塗装ゆえの武骨さと、東急時代にはありえなかった海沿いの走行、組み合わせとしては面白いものです。

 

場所柄危険なので先ほどの踊り子と此方を撮影して撤収。駅に戻る前に、風景画に良さげな場所があるみたいなので、立ち寄ることに。

※ミスではありません。敢えて縦撮りしております。

川・海・空。そこに横切る8000系との組み合わせがいい味出しています。

(同行者が当初は3000系来ると言っていたことは内緒)

 

また、片瀬白田駅付近には、線路脇すぐそばに架けられた歩道橋があります。真横を電車が通るので、迫力が凄いも何の。

 

さて、一通り撮影したわけですが、折角フリーパスなので、昼食を兼ねて一路伊豆急下田に向かうことに。

んで、ご自慢の車窓はご覧の通り。世界の車窓からに出してもよさそう。

因みに、正面にうっすら見えている島は、伊豆大島とのこと。このような晴天時は伊豆諸島の島々を拝むことが出来るそうですが、地図を見ると大半が伊豆大島と被っており、三宅島や神津島といった島々は下田よりも南寄りみたいです。

こちらが車窓から拝むことが出来る伊豆諸島の島々一覧。被るのはほぼ大島だけど。

 

さて、列車は伊豆急下田に到着。

実はここまで乗車した8000系も改造車で、此方は中間車を先頭車に改造した車両みたいです。ここまで違和感ない改造が出来るとは⋯流石東急グループ

 

駅に出て、下田とうきゅうの蕎麦屋で昼食をとりました。

折角伊豆に来たので、恐らく海老が入っているであろうと天ざるそばを注文。

予想的中どころか2本も入っていました。やったね。

 

午前中に撮影するものをすべて撮ってしまったので、ここからは完全ノープラン。

折角下田に来たので観光しようとも思いましたが、如何せんこの暑さでダウン。列車も本数に期待できないため、ここらで切り上げて、熱海に立ち寄って帰宅することに。

熱海までは左側のリゾート21で。まさか伊東線内は往復で乗車するとは⋯

 

反対側の留置線にはE257系がお昼寝中。すっかり伊豆の顔になっちゃってまあ。

 

恐らく、展望席に集中したからか、此方はガラガラ。途中駅からの乗車はあったものの、終点まで全席が埋まるには至りませんでした。

ソファー状の座席であることや、我々が陣取ったのが端っこで、壁にもたれかかれるので、終点まで快適に過ごすことが出来ました。山側のボックス席からも車窓を楽しめるようにするためか、海側席にはヘッドレストがなく、首が痛かったのが難点だったものの、乗車券のみで乗れることを踏まえると、十分及第点です。

 

さて、熱海駅に到着後は、計画が立ち消えとなった熱海モノレールの痕跡を探しに。

熱海第一ビルに繋がる地下通路。本当に通路でしかなく、不自然すぎるので、恐らくここが入口であったのかなと。

 

なーんにもありません。左側に入口か、改札を作る予定だったのかな?

 

ビルの反対側の出入り口。ここも熱海モノレールの関係施設だったとか。

 

痕跡探しを終えた後は、帰りの乗車電まで撮り鉄を。

今日一日、置きピンを前提に撮影してみると、驚くほどピントが合い、拡大してもそれほどピンボケが気にならなくなりました。

 

あとは来た道を帰るだけなので何もありませんが、帰りはグリーン車を使用しました。JREポイントからの交換特典で使用しましたが、必要ポイントが本来600ポイントのはずが、400ポイントになっていましたが⋯一体何だったのでしょうか。

 

さて、こんな感じで素材収集遠征は以上となります。

名列車で行こう終焉迎えし列車たち編 第3回 東急8500系は、今年11月に投稿する予定です。また、10月にも今回同様の素材収集遠征を秩父方面で実施予定です。その際は動画ではなく再びこちらのブログでの投稿となりますので、是非ご覧いただければと思います。

 

おわり

 

 

名列車で行こう終焉迎えし列車たち編 第3回 東急8500系

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